ゆめみGYMと名付けた理由について
「やよいさんは三月生まれ?」
初対面の方に必ず聞かれることです。
「いいえ。私は7月生まれです」
と答えると、ほとんどの方がビックリされます。
やよい(弥生)は三月の異称。
中学生の時に一度父に尋ねたことがあります。
「お父さん、私は7月生まれなのに、なぜ?やよいなの?」
すると父は
「お父さんが好きな名前だから付けた。そしてひらがなのほうが女の子らしいから・・・」
そうなんだね~と疑問が晴れた私はその後は一切名前について父に聴くことはありませんでした。
このたびゆめみGYMをオープンすることになりました。
そこで一番迷ったのはジムの名前です。
一番先に浮かんだのはやはり自分の名前です。
やよいGYM・やよいフットネス・やよい筋トレ?
そんな時、ふと 自分の名前を少し深く調べてみることにしました。
①やよい(弥生)は三月の異称。
そして旧暦の三月の異称は桜の花が咲く頃なので「花咲月」「花見月」という。
そして桜のことは「夢見草」とも言い、
転じて旧暦三月は「夢見月」と呼ばれるようになったということ。
②弥生の語源。
弥生の語源は「いやおい(弥生)の変化である。
「いや(弥)」は、「いよいよ」「ますます」の意味。
「おい(生)」は、「生い茂る」と使われるように草木が芽吹くことの意味。
弥生(やよい)の意味を知った時、
私のもう一つの出生時のエピソードが重なりました。
私は産まれた時の体重は2000gしかありませんでした。
超未熟児で、その小ささは誰が見ても「食用ガエル」のようだったと、
後に亡き母が私の誕生日が来るたび来るたび、目を閉じては当時のことを話してくれたものです。
保育器に30日以上もお世話になり、母は毎日搾乳して産院に通ったそうです。
その時の記録は母子手帳と育児記録に残っていました。(以下の写真です)
育児記録には
(生後2日目) 唯小さなだけで身体(内臓)はとても元気。
(生後3日目) 泣き声は小さいがとても元気な泣き声。
と記されていました。
なんだか55年前の私に出会い、泣けてきました。
「小っちゃくても元気だったね。おかげで今もとても元気だよ。」
55年前の私にそう呼びかけました。
やよいと名付けてくれた父は4年前に他界しています。
これは私の推測でしかないのですが、
きっと父は3月生まれではない私に「やよい」と名付けたのは
未熟児で生まれた私が思いのほか元気だったこと。
そしてカラダは小さいけれど、人生が進むほどますます生い茂るようにと名付けてくれたのだと理解しました。
「ゆめみGYM」
私の「やよい」という名前を紐解き、
父の想いを受けて
私の人生の集大成として「ゆめみ」と名付けました。
これから出会うみなさまの
「ますます」「いよいよ」「生い茂る」「元気に進む」
カラダ作りを応援いたします!!
ゆめみGYM 代表 小森やよい